債務整理を弁護士に依頼するメリットは?

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債務整理では、法的な手続きを行うために、弁護士などの専門家に依頼するのが一般的です。債務整理を弁護士に依頼した場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。気になる弁護士への報酬などについても、簡単に説明します。

債務整理とは

債務整理とは、借金問題の解決や生活の再建を目的として、法律で認められた制度です。
債務整理をするには、裁判所に借金減額の許可を得たり、カード会社と交渉を行ったりと、様々な法的手続きが必要です。
弁護士などの専門家が代理人となることで、スムーズに債務整理を進めることができます。

弁護士へ依頼する流れ

債務整理を始める前に、まずは弁護士に相談をしてみましょう。現在は多くの弁護士事務所が債務整理の無料相談を実施しています。
今ある借金の状況や、収入・家計の様子について詳しく伝え、債務整理が可能かどうか相談することができます。

相談の結果、弁護士に依頼することになった場合、弁護士と委任契約を結び、着手金を支払います。

弁護士に依頼するメリット

委任契約の締結を受けて、弁護士は各カード会社へ受任通知を送ります。これにより、直接的な借金の取り立てはストップします。

任意整理の場合、弁護士はカード会社と直接やり取りし、和解交渉を行います。
同時に、引き直し計算を行い、払い過ぎた利息がある場合は、過払い金として返還請求をします。

個人再生や自己破産の場合は、必要書類を準備し、申立書の作成をして裁判所へ提出します。裁判所からの連絡や通知も、弁護士を通して来ることになります。

いずれの場合も、複雑で煩わしい法的手続きを安心してプロに任せることができます。
また、過払金として払い過ぎた利息が戻って来る可能性があります。

弁護士への報酬

債務整理を進めたいけれども、弁護士への報酬が高いのではと気になる人も多いでしょう。
弁護士への報酬は弁護士が自由に決めてよいことになっており、基準はありません。

債務整理の種類や難易度によっても、報酬は異なります。
どの弁護士事務所でも、主に着手金、報酬金、手数料などの費用がかかります。

目安として、任意整理では、1カード会社あたり着手金が4万円程度、成功報酬が減額した借金額の10%程度となります。個人再生や自己破産では、借金額によりかなり幅が出ますが、総額40万円〜60万円ほどかかるでしょう。

弁護士費用の支払い

高額に思える弁護士費用ですが、債務整理が始まった時点で借金の返済はストップするので、弁護士費用が払えないということはあまり考えられません。

弁護士事務所によっては、分割払いや後払いに応じているところがあります。債務整理が成功してから、少しずつ支払える範囲で払っていけばいいように配慮してくれる弁護士事務所も多いです。
無料相談で費用についてもしっかりと相談しておくとよいでしょう。

まとめ

債務整理は法的手続きであるため、弁護士などの専門家に依頼することで、複雑な手続きをスムーズに進めることができます。

弁護士費用は、着手金、報酬金、手数料などがかかります。高額になることも多いですが、分割払いや後払いに応じてくれる弁護士事務所もあります。